阪神・サンズ、100万円弾に笑顔「最高の結果になってくれてよかった」(サンケイスポーツ)

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 (セ・リーグ、阪神9-4広島、3回戦、阪神3勝、21日、甲子園)薄暮の甲子園に“ヒーロー”のアーチが架かった。阪神・サンズのバットから放たれた白球がバックスクリーンへ一直線。試合をすぐさま振り出しに戻す一撃に、S砲が白い歯をのぞかせた。  「待っていた球種に、しっかり自分のスイングをすることができたよ。良い角度で飛んでくれたし、最高の結果になってくれてよかったね」  広島の3番・堂林のソロで0-1と先制された直後の一回。今度は虎の「3番」がお返しだ。2死から、九里の124キロスライダーをたたいた。同点の4号ソロはチームとしても今季初のバックスクリーン弾。今年から新設された「ユニ・チャーム バックスクリーンホームラン賞」の第1号で、賞金100万円のおまけつきだ。  この日から始まった広島3連戦(甲子園)では「~音楽で“もっと”つながる~選手登場曲リクエスト Supported by 日本生命」を開催。選手の登場曲が事前にファンから募集された曲に変更された。サンズの打席では、虎党が「ヒーローになってほしい」との願いを込め、FUNKY MONKEY BABYSの「ヒーロー」が流れた。矢野監督が現役時に登場曲に使用したこともあるこの曲。毎日、仕事を頑張る父親にエールを送る応援歌に乗って、2児のパパが発奮だ。虎党に、そして、いつも原動力になっている2人の息子に届ける一打で“ヒーロー”に近づいた。  1-1ので迎えた三回には、2死一塁から糸原が左翼ポール際に運ぶ勝ち越しの2号2ラン。「次に繋ごうという気持ちで打席に入った。甲子園の浜風が運んでくれました」。九里とはこの日の試合前まで通算対戦打率・480(25打数12安打)と好相性の男が、自己最長を再び更新する12試合連続安打で、主将の「宿命」(Official髭男dism)を果たすと、3-1の五回は2死三塁から、サンズの左前適時打で追加点。さらに続く4番の大山が左翼スタンドに5号2ランを放ち、甲子園の夜空を「HANABI」(Mr.Children)で彩った。  「前の2打席凡退していたので、借りを返すぐらいの気持ち。初球から思い切っていくと決めて、一発で仕留めることができてよかった」  大山が胸を張った。虎党の思いの詰まった曲がナインを後押しし、阪神は今季最多の5連勝。貯金も初の1とした。

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(2020/07/21)