自身2本目の先頭打者本塁打は初めての右方向へのアーチ…坂本勇人2000安打への道 あと97本(スポーツ報知)

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 巨人の坂本勇人内野手(31)の通算2000安打達成が期待される今季。スポーツ報知では、「坂本勇人2000安打への道」と題して、これまでの勇人の活躍を、当時の記事で振り返る。  * * *  巨人が今季初の5発で楽天に快勝し、貯金を今季最大の18に増やした。坂本が自身2本目の先頭打者弾で先制すると、その後も亀井の2発など計8点を挙げて4連勝。坂本は「マツダオールスターゲーム2009」ファン投票の第1回中間発表でセ・リーグ遊撃部門トップ。初の右方向へのアーチがファンへの「御礼弾」となった。  ◆巨人8-3楽天(2009年6月8日・東京ドーム)[勝]高橋尚 10試合4勝1敗[敗]長谷部 9試合3勝5敗〔セーブ〕豊田 26試合1勝1敗1セーブ  ▼[本]=坂本8号(長谷部・1回)谷2号(長谷部・4回)亀井5号(長谷部・4回)6号2ラン(青山・7回)ラミレス9号(井坂・5回)  ユニホームの袖をまくりあげると、右腕を折り曲げて力を入れた。ダイヤモンドを勢いよく一周した坂本は、ロッカールームへ戻ると、力こぶを作ってナインに誇示した。 「まさかフェンスを越えるとは思わなかったです。パワーがついたんですかね」といたずらっぽい笑みを浮かべた。  逆方向へ伸びた打球が、さらなる成長を告げていた。初回。長谷部の外角高めの直球をとらえ、押し込んだ。「うまく右方向へ打てましたね」と自画自賛の8号ソロは右中間スタンドへ達した。 昨年と合わせた15本は、すべて左越えだった。パワーと技術がかみ合い、プロ入り後初めて右方向へ運んだ、自身2度目の先頭弾。54試合目にして早くも昨季の本塁打数に並んだ。  願いがかなった。06年9月25日。巨人から高校生ドラフト1位指名された17歳の少年は、あこがれの選手に二岡の名前を挙げた。  「逆方向にポーンって打ったらホームランになるすごい選手」と中学時代から打撃フォームを参考にしていた。入団会見でも「右方向へ大きいのが打てるようになりたい」と繰り返した。  昨オフは飛距離アップを目指し、左ひざを開かない打撃フォームに修正。ウエートトレにも全力を注いだ。3年の時を経て、ついに右方向へアーチを放った。「去年じゃ考えられないこと」と手応えを口にした。  小学時代から、切磋琢磨(せっさたくま)するライバルにも成長を見せつけた。この日、球宴ファン投

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(2020/07/21)