地域で防波堤つくりコロナ感染抑え込みを(日刊スポーツ)

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新型コロナウイルスの実態解明を研究している東大先端科学技術研究センターの児玉龍彦名誉教授が21日、東京・衆院議員会館で開催されたヨナオシフォーラム2020(代表世話人・金子勝氏)で講演し、感染が増加している各自治体などが一斉検査などで感染の防波堤をつくるよう呼び掛けた。 先週の国会(閉会中審査)に参考人として出席し、東京・新宿にエピセンター(感染震源地)がつくられていると指摘。「このままでは来月は目を覆うようなことになる」などと強く警鐘を鳴らしていた。この日も春までの中国・武漢や欧米からの輸入感染症の段階から、ウイルスが変異し、国内感染症になりつつあると指摘。無症状の感染者が持続的に増え、池袋、埼玉、大阪のミナミ、福岡の中洲などにも広がっているとし、「日本の中で山火事が起こりだした危険な状態」と表現した。 国などの対応について「先週、新宿で一斉検査をただちに行ってほしいと申し上げたが、一切反応がない」とした児玉氏は、感染拡大の悪循環を抑え込むため、自治体やコミュニティーなどが、自主的に大規模検査などに取り組むことを提言。「地域で感染の防波堤をただちにつくっていかないと、大変なことになってくる」などと訴えた。【久保勇人】

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(2020/07/21)