デルタ航空、新型コロナ対策「ケア・スタンダード」を説明。「“安全・安心”をブランド価値に」と大隅支店長(Impress Watch)

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 デルタ航空は7月21日、報道関係者を対象とした新型コロナウイルス感染拡大防止の取り組み「ケア・スタンダード」に関する説明会を実施した。 【この記事に関する別の画像を見る】  デルタ航空は3月29日の夏スケジュール開始時点からすべての日本発着路線を羽田空港へ移管、集約して7路線を運航する計画だったが、新型コロナウイルスの影響でスケジュールを変更。7月21日時点で羽田~シアトル線を週4便、羽田~デトロイト線を週3便運航。8月からは、羽田~デトロイト線を週4便に増便するとともに、羽田~アトランタ線を週3便、羽田~ロサンゼルス線を週3便、それぞれ運航開始する。  このように路線・便数の回復基調にある同社だが、日本支社長の大隅ヴィクター氏は「旅行業界全体が困難な状況にあるなか、航空会社としてはお客さまと従業員の健康と安全を守ることが重要」とし、新型コロナウイルス感染症対策についてはいち早く取り組みを実践していることをアピール。「基準を一新し『デルタ・ケア・スタンダード(Delta CareStandard』と名付けている」と紹介した。6月から契約法人や旅行代理店などにオンライン説明会を順次実施。周知を図っているという。  大隅氏はこの施策について、「本社でグローバル・クリーンリネスという部署を立ち上げ、2つの医療機関を提携し、お客さまのフィードバックを聞きながら、順次、新しい施策を導入している。需要回復にはまだ時間がかかりそうだが、航空会社としていまできることは、お客さまにフライトが安全であることを確信していただくことだと思っている」と背景を説明。「安全・安心を一つのブランド価値として考えている」とし、旅客が安全・安心をどう考えるかを最重要視して取り組みを進めていることを強調した。 ■自動手荷物預け機やCT手荷物検査機、顔認証ゲート導入など“タッチレス”な空港に  デルタ・ケア・スタンダードで実際にどのような取り組みを実施しているかについては、日本地区 空港本部 本部長の田中勇三氏が説明にあたった。  デルタ・ケア・スタンダードのキーワードとして「Cleanliness(最高水準の清潔さ)」「More Space(十分なスペースの確保)」「Safer Service(より安全なサービスの提供)」の3点を挙げた。  医療関係者の助言を得ているほか、デルタ航空の

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(2020/07/21)