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＜弥彦競輪：ふるさとカップ＞G3◇9R S級決勝◇21日 　平原康太（埼玉）が捲りきって、今年3度目の記念Vを決めた。打鐘が鳴り、ラインが入り乱れる激しい展開に。最終周回、福島ラインがちぎれたのを見て、平原はすかさず渡邉一成（福島）のマークへ。そして最終バックストレッチで番手捲りに切り替え、そのまま南関勢を飲み込んで優勝を飾った。 【動画】平原康太が今年3度目の記念Vを飾った9R 　2着には平原のマークにつけていた諸橋愛（新潟）が入り、関東勢がワンツーフィニッシュを決めたこともあり、2車単は3番人気の2-7、920円。3連単は33番人気の2-7-6、7210円という結果になった。 　人気に応えて優勝を飾った平原は、「諸橋さんがいるのでチャンスを作らなきゃいけないなと。ただ、あんなに郡司（浩平）くんが来るとは思わなかったです」と決勝戦を振り返った。弥彦記念は意外にも初制覇だが、「弥彦でずっと結果を残せてなかったので。今開催は新しいことにも挑戦して、フレームなどを持ってきた。日に日に使えるようになってきたので、今後に活かさなきゃと思います。7車立ては走りづらいですね。4日間、温かい声援ありがとうございました。おかげさまで優勝することができました。オールスター（競輪）も頑張ります」と、ファンに優勝報告をした。

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(2020/07/21)