【バレー】代表エース石川祐希が会見「バレーボールをできる幸せを痛感」。高橋藍ら大学生には「レベルが高く、大いに刺激を受けている」(バレーボールマガジン)
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21日、バレーボール男子日本代表のエース、石川祐希選手がリモート会見に応じ、現状のコンディションや、実戦のなくなった今年度のモチベーション、若手から得られる刺激などについて語った。
石川は5シーズン目となったイタリアセリエAでのプレーが新型コロナウイルスの影響で中止されてから約3ヶ月間はほぼ自宅でのトレーニングしかできず、代表合宿が始まってまず「バレーができる幸せ」を痛感したという。
それだけ長期間のブランクができたにもかかわらず、ボールコントロールについては思ったほど衰えなかった。それは一つの発見だった。だが、下半身のトレーニングは自宅では限りがあるため、若干の衰えを感じ、現在はそこを重点的にトレーニングしている。
大学生の高橋藍選手や大塚選手と初めて一緒にプレーして、「非常にレベルが高く、刺激を受けている」。特に高橋選手はレシーブの形がきれいなため、「盗めるところは盗みたい」と意欲的だった。
実戦がまったくなくなった状態でモチベーションを保つことは難しいが、とにかく1年後に向けて、オリンピックがあると信じてできる準備をするしかないとコメント。
また、8月2日に行われるリモート紅白戦は、「実際に会場に来ていただくことはできないですが、チケット料金もいつもより手頃ですし、普段バレーを見ない方にも見ていただきたい。最高のパフォーマンスをして、見ている方、新型コロナウイルスで影響を受けた方、被災者の方に勇気を届けたい」と締めくくった。