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21日は、「土用の丑の日」です。県内のうなぎ店などには多くの人たちが訪れていますが、ことしは、新型コロナウイルスの影響を受け、うなぎの楽しみ方にも変化がみられています。 さいたま市南区の老舗うなぎ店「萬店」では、昼前から調理場で、職人たちが串打ちにしたうなぎに秘伝のたれを付け、手際よく焼き上げていました。ことしは、新型コロナウイルス感染防止対策として、店内のアルコール消毒を徹底するとともに、客の「密」を防ぐため、席の数を通常の3分の2に減らすなどしています。 店内では、焼きたてのうなぎに舌鼓を打つ人の姿も見られましたが、店によりますとことしは、例年に比べて「持ち帰り」の注文が増えているということです。新型コロナウイルス感染の「第二波」が心配されるなかでの土用の丑の日、新しい生活様式に沿って、地元名物のうなぎを楽しむ人も多いようです。

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(2020/07/21)