川口市でプラスチック製雨水貯水施設を整備(テレ玉)

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大雨や台風シーズンを前に、川口市は、去年の台風19号で被害が多発した地区に、完成までの期間やコストを大幅に抑えたプラスチック製の貯留施設を整備しています。 芝川と藤右衛門川の間に位置する川口市の柳崎地区は、地盤の低い地域が多く、用水路・排水路も数多く流れています。去年10月の台風19号では道路の冠水や浸水被害が相次ぎ、避難所の柳崎小学校のグラウンドには、腰の高さまで水が押し寄せたといいます。 台風19号の被害を受け、市は、4月から雨水の流水量を軽減できる「地下式貯留施設」を市内2つの公園に整備しています。21日は、柳崎公園のグラウンドの現場が公開され、奥ノ木信夫市長らが視察しました。掘り下げられたグラウンドには、プラスチック製のブロックが敷き詰められています。ブロックの上には透水性のシートが敷かれ、水を吸水するとともに、地上の「升」が道路の水を吸い込み、ブロックの凹凸部分に水を貯めることができます。 そして、すぐ横を流れる用水路の水位が下がると、貯められた水が排出される仕組みになっています。プラスチック製のブロックを使うことで、費用は、従来の工事の6分の1に、工事期間もおよそ半分に短縮できます。貯留施設は、10月中旬に完成する予定で、完成後は、これまで通りグラウンドとして使用できるということです。

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(2020/07/21)