「Go Toトラベル」 知事「全国一律は時期尚早」／埼玉県（テレ玉）
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政府の観光支援事業、「GoToトラベル」キャンペーンが22日から始まります。大野知事は21日の定例記者会見で、「全国一律で行うのは時期尚早」という認識を改めて示しました。
大野知事は「観光に行くのであれば、首都圏のみだとか近場に限るべき。感染防止策の強化に取り組み、安心して県内の観光を楽しむ環境をまず醸成したい」と話しました。「GoToトラベル」キャンペーンをめぐって、政府は、都内の感染者が増えていることを理由に東京発着の旅行を割引の対象から外しています。大野知事は「東京が対象外になったことで、県内でも観光客のキャンセルが生じている」と県内にも一定の影響があったと述べました。
一方、県内の新型コロナウイルスの感染状況については、4月と比べ、検査数が増加する中、陽性率が低い状況が続いていることから、「市中感染は抑制できている」としながらも、行動範囲が広い20代から30代の感染者が増えていて、「楽観できない」と警戒感を示しました。
