土用の丑の日 「ほうろく灸」で無病息災願う(テレ玉)
【リンク先抜粋】
川越市の寺では、土用の丑の日の伝統行事「ほうろく灸」が行われました。新型コロナウイルスの収束が見えない中、訪れた人たちは頭にお灸を据え、無病息災を祈りました。
「ほうろく灸」は直径20センチほどの平らな素焼きの陶器=「ほうろく皿」を頭に乗せ、その上に大きなもぐさの灸を置いて祈祷を受けます。かつて、夏の炎天下で体調を崩した武将が身につけていた兜の上から灸を据えると、たちまち全快したという言い伝えから、始まったとされています。
妙昌寺では、毎年、ほうろく灸を20人から30人ほど同時に行っていましたが、ことしは新型コロナウイルスの感染防止対策として、人との間隔を空けるため一回に10人程度にとどめています。訪れた人たちは、お経が響きわたる中、火のついたもぐさを頭の上に乗せ、熱さに耐えながら夏場の健康を祈願していました。