「本物の監督だ」ペップ、“奇才”ビエルサのプレミア参戦に歓喜! 「彼がトップ」と語る点は?(SOCCER DIGEST Web)
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17年ぶりのプレミアリーグ復帰が決まり、リーズがどんな戦いを見せるのか、楽しみにしているファンは多い。指揮を執るのが、サッカー界屈指の奇才マルセロ・ビエルサとなれば、なおさらだ。
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マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督も、ビエルサがプレミアリーグの舞台で采配を振るうことを喜んでいる。
英衛星放送『Sky Sports』によると、かつてビエルサを「世界最高」と評したグアルディオラは、「彼の選手だったことはないから話すのは難しい。だが、彼と仕事した本当に大勢の選手たちにどんな影響を与えたのかは知っている」と述べた。
「幸いにも、マルセロに会って話す機会が何度かあった。彼は本物の監督だよ。ほかの監督には、彼の真似はできない。だから特別なんだ。イングランドのサッカーにとって、彼が来シーズンのプレミアリーグにいて、彼のことを学べるのは素晴らしいことだ」
一方でビエルサはタイトル獲得という点で、多くの栄光を手にしてきたわけではない。最後に優勝したのは、アルゼンチン代表を率いたアテネ・オリンピックで金メダルを掴んだ2004年。クラブチームでは母国以外でトロフィーを獲得したことはない。
だが、グアルディオラは、「タイトル獲得はより多くの仕事を得る助けとなる。だが、人生の最後に思い出すのは、勝ち取ったタイトルのことじゃないんだ。思い出だよ」と持論を展開した。
「選手としての私の思い出は、タイトルではなく、監督が教えてくれたことだ。こないだのアーセナル戦で我々は悪い夜を過ごしたが、翌日には忘れた。タイトルを獲得したときも同じだ。我々が覚えているのは、経験、思い出、良い瞬間だよ。マルセロはその点でトップだと思う。
監督としての知識は結果だけによるものではない。メディアや他人は結果で評価するが、選手は監督が持つ知識を通じて監督を評価する。マルセロのクオリティーに疑いはない」
グアルディオラの言葉を受け、ビエルサ・リーズのサッカーを一刻も早く見たいと願うファンも増えるに違いない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部