県は上告せず 県立学校女子生徒いじめ裁判 (RKK熊本放送)
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県立高校に通う女子生徒が自殺したのはいじめが原因として、遺族が県や同級生を訴えていた裁判で、県は上告を断念しました。
この裁判は7年前、女子生徒が自殺したのはいじめが原因として遺族が県や同級生に損害賠償などを求めていたものです。
今月14日の控訴審判決で福岡高等裁判所は教諭が生徒間のトラブルを校長に報告せずに生徒同士で話合わせるなど、対応が不適切だったとして県に慰謝料200万の支払いなどを命じていました。
判決を受け蒲島知事は上告しないことをきょう明らかにしました。
「深い悲しみを感じておられるご遺族のお気持ちを考慮し上告しないという判断をしました」(蒲島知事)
これを受け女子生徒の母親は「娘の命を問い続けた7年にわたる戦いが一区切りした。全ての学校においてこの判決を活かして欲しいと心から願っています」と弁護士を通じてコメントを出しました。