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先週、北海道で今シーズン初めて水揚げされたサンマはなんと1匹6000円近い価格で販売されました。今年の秋の味覚はどうなるのでしょうか？ 今年、全国で初めて水揚げされた北海道のサンマ。その値札にはなんと1匹5980円という衝撃的な値段が…。 客「え～！6000円だ！食べられないよ、これなら。高級なマグロよりももっと高いんじゃないの」 北海道東沖では8日に流し網漁が解禁。1週間が経った15日にようやく水揚げされたサンマはわずか197匹で、初競りの最高値は1キロあたり4万1040円と過去最高を記録しました。 全国有数の水揚げを誇る気仙沼。去年のサンマの水揚げ量は5380トンと東日本大震災の年を除いて過去20年間で最も低く、記録的な不漁となりました。 水産資源研究所によりますと、以前は北海道の東沿岸まで南下していたサンマを運ぶ親潮が、ここ数年は千島列島付近までしか来ないことが不漁の原因になっている可能性があるということです。 では、今年の秋の味覚はどうなるのでしょうか。 水産資源研究所・巣山哲主幹研究員「10年ぐらい前から日本でとれるサンマの量はどんどん落ちてきているんですね。急激に回復するというのはなかなか難しいんじゃないかと思いますので、量としてはそんなに期待できないのではないかと考えています」

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(2020/07/21)