三浦春馬さん死去に“便乗”か、「遺作フォトブック」のモラルなき高額転売が横行(週刊女性PRIME)
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「もともと『日本製』は書籍が2640円(税込)、フォトブックとのセットが5280円と高額ではありますが、オークションでは目を疑うような価格にもかかわらず、それぞれに10件から20件の入札が見受けられます。今年4月に発売されたばかりの、いわば三浦さんの“遺作”とも言えるだけに、どうしても欲しいファンの需要があるとも言えますが……。
実は3月に新型コロナウイルスで亡くなった志村けんさんのときも、各グッズが大量に出品されてはオークションや個人売買サイトでの取り引きが急増したのです。違法ではないものの、人の死や不幸に便乗するかのような“転売”になんともモヤモヤした気持ちになりますね」(前出・ネットニュースメディア編集者)
この『日本製』について、発行元のワニブックスに問い合わせるも「担当者不在のためお答えできかねます」とのことだった。
「先のコロナ禍では、世間がマスク不足に陥るのを嘲(あざ)笑うかのように、同様に『ヤフオク!』や『メルカリ』での高額転売の横行が問題視されて、政府の“メス”が入りました。まさか三浦さんの“遺作”に規制が入るとは思えませんが、ルールやモラルなしの“転売ヤー”を取り締まるなんらかの措置が必要に思えます」(前出・ネットニュースメディア編集者)
ちなみにワニブックスは、フォトブックの購入者から抽選で1000名を招待するシークレットイベントを7月に開催予定だった。当然、三浦さんも参加する予定だったのだろう。亡くなる4日前に新型コロナウイルス拡大の影響による延期を発表したばかりで、スケジュールを調整して秋の開催を目指していたようだ。
《今後の状況によってはお客様と出演者の健康と安全を考慮の上で、イベント中止という判断をさせて頂く可能性もございます》
まさか本人が亡くなるとは思わなかったのだろう。注意書きの文言がなんとも虚しくさせた。