パラグアイ大統領、中国との国交樹立に「ノー」=駐台湾大使が明かす(中央社フォーカス台湾)

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(台北中央社)南米パラグアイのマルシアル・ボバジリャ・ギレン駐台湾大使は21日、同国のマリオ・アブド・ベニテス大統領が中国に対し、国交樹立に関して果断に「ノー」を突き付けたと明らかにした。ギレン氏は、パラグアイと中華民国(台湾)両国の友好関係は時間とともにより強固なものになると述べた。 台北市内で開かれた「中華民国台湾・パラグアイ国会議員友好協会」の設立式典で述べた。同協会は野党・国民党の温玉霞立法委員(国会議員)が発起人となって立ち上げた組織で、現在の会員は23人。全員が同党立法委員となっている。式典には立法院(国会)の林志嘉秘書長や外交部(外務省)の曹立傑常務次長らも出席した。 ギレン氏は、パラグアイは中華民国にとって、一度も断交したことがない南米唯一の国だと言及。同協会を通じ、両国の交流がさらに良好なものになるよう期待を寄せた。また、パラグアイに中国政府から大きな圧力が加えられており、中国との国交樹立を望む声が特に民間企業から出ていると説明した上で、ベニテス大統領がかつて公に、台湾だけが真の友人だと述べたことを強調した。 中華民国は1957年にパラグアイと外交関係を結び、国交を樹立して今年で63年になる。 (郭建伸/編集:名切千絵)

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(2020/07/21)