韓国代表鉄鋼企業ポスコ、会社設立後初めて四半期業績で赤字転落(中央日報日本語版)

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ポスコが4-6月期に新型コロナウイルスの余波による世界的な需要不振から赤字に転落した。ポスコが赤字を出したのは四半期業績の集計を始めた2000年以降で初めてのことだ。鉄鋼業界によると事実上会社創立以来初めてという。 ポスコは21日、4-6月期に単体基準で売り上げ5兆8848億ウォン(約5248億円)、営業損失1085億ウォンを記録したと公示した。売り上げは昨年4-6月期より21.3%減少し、営業利益は赤字に転落した。 ポスコは「新型コロナウイルスによる世界的な需要産業不振と市況悪化により鉄鋼部門では販売量と販売価格が下落した。1-3月期に比べ粗鋼生産量は129万トン、製品生産量は87万トン減少した」と明らかにした。販売量は前四半期より85万トン減少した。 連結基準の売り上げは海外インフラ部門の善戦により売り上げ13兆7216億ウォン、営業利益1677億ウォンを記録した。純益は1049億ウォンだ。 海外インフラ部門では、ポスコインターナショナルによるミャンマーのガス田販売好調とポスコ建設の建築・プラント事業の利益改善、ポスコエネルギーのターミナル事業拡張など、核心産業に対する収益性改善努力で相対的に良好な業績となり鉄鋼部門の不振を挽回したと明らかにした。 ポスコインターナショナルはこの日、単体基準で4-6月期の売り上げが5兆2520億ウォン、営業利益が1344億ウォンを記録したと公示した。ポスコインターナショナルは「業績下落に対する恐れがあったがこれに備えた先制的コスト削減と与信取引縮小などのリスク管理により利益減少幅を最小化した」と明らかにした。 ポスコは4-6月期に新型コロナウイルスの影響で業績下落が避けられなかったが、昨年から推進中の全社次元の原価低減活動を通じ原価競争力を高めると明らかにした。上半期の累計原価低減額は1752億ウォンだ。

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(2020/07/21)