東京ドーム“令和の大改修”で巨人は逃げられない!? 遠のいた「自前球場」の夢(夕刊フジ)
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本拠地・東京ドームが総額100億円規模の大改修を決定。これでもう巨人は逃げられない?
読売新聞グループ本社と読売巨人軍、東京ドームの3社は20日、都内で共同会見。東京ドームの新型コロナウイルス対策、メーンビジョンの超大型化、完全キャッシュレス化などを3年がかりで行い、大きく様変わりさせる計画を発表した。
1988年に開場した日本初のドーム球場も今年で32年目。2014年には想定外の大雨で、バックスクリーン下から雨水が漏れ出したこともあった。球場関係者は「40年以上でも継続して使用できる」と胸を張るが、問題は耐用年数だけではない。米大リーグでは屋根付き球場は不人気となり、開閉式を除き姿を消した。日本も自前の球場をボールパーク化し、試合以外の娯楽も提供する業態が主流に。DeNAやソフトバンク、楽天などが成功を収めている。
いまや少数派となった本拠地の間借り。巨人も本音では、球界の盟主にふさわしい自前球場を持つことを悲願としてきたが、これだけ巨額の設備投資を受けてはムゲにもできまい。令和の大改修で夢はまた遠のいたか。 (片岡将)