巨人・原監督、6連勝の大胆采配と外国人“操縦法”(夕刊フジ)

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 【SPORTS BAR】  監督通算勝利が、長嶋茂雄さん(巨人軍終身名誉監督)の1034勝に並んだ直後から4連敗。一時はヤクルトに首位を明け渡した原巨人だが、先週は“V次回復”の6連勝…。今年もやっぱり強いです。  大胆な采配があった。15日の広島戦(マツダ)では左腕ジョンソンが相手で主軸の丸を先発から外し、1回無死一塁で2番坂本に送りバント…。その後に岡本に先制タイムリーが生まれた。昨季坂本は3個の犠打を記録しているが、初回はなかった。翌16日の同カードでは丸にバントを命じ、ダメ押し点を奪った。原監督の執念である。  「目的は明確。勝つことが第一、そして実力主義。この2つがあれば、チームに和ができて強くなる。勝つために最善の策を施す。それを恐れてはいけない」  原監督がよく口にしている言葉であるが、組織の目標設定(勝つこと)が明確であるから、兵は動くのである。  新外国人のサンチェスは18日のDeNA戦(横浜)で3勝目を挙げた。8回まで被安打1の無失点と完璧。昨季韓国リーグで17勝をマークした実力を見せたが、この結果にホッとした。  嫌なムードがあった。5日の中日戦(東京ドーム)で3回途中、わずか36球2失点での交代にサンチェスは憮然…。原監督は「ずるずると行きたくなかった」と。でも「怒って突発的に交代を告げたように見え、サンチェス本人も憮然とした表情だった。尾を引くかもしれません」という批判の声もあったが、心配無用だった。  そんな原流の外国人操縦法とは…。  「僕らだって外国に行ったら不安になる。そこはちゃんとケアしてますよ。もちろん野球には厳しくいきます。日本の野球を理解させ、納得させる。その上で期待感を示す。外国人とのコミュニケーションに関しては、僕は得意な方だと思う」  以前、原監督からこう聞いた。ちょっと褒めすぎたが、ま、いっか。(産経新聞特別記者・清水満)

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(2020/07/21)