ホーム開幕戦を目前に…札幌のクラブスタッフがコロナ陽性判定。トップチームの選手・スタッフとは接触なし(SOCCER DIGEST Web)

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 北海道コンサドーレ札幌は7月21日、クラブの公式ホームページでスタッフ1名から新型コロナウイルスの陽性反応が出たことを報告した。なお、同スタッフはトップチームの選手、スタッフとの接触がなかったことも発表されている。  札幌は、コロナウイルス感染防止の観点から、移動によるリスクなどを減らすため、トップチームは6月22日から今月17日まで千葉県内でキャンプを開催。18日の第5節終了後、久々に北海道へと戻っていたところだった。  クラブの発表によると、当該スタッフは。14日に発熱を訴え、翌日に札幌市内の病院で受診。19日にPCR検査を受け、陽性判定に。症状は回復傾向にあるものの、本日21日より札幌市内の病院にて入院予定だという。また、4月中旬より原則、在宅勤務を行なっており、クラブ事務所やクラブハウスは利用していないようだ。  トップチームとの接触はなかったものの、行動履歴等から濃厚接触者が限定された。クラブスタッフの濃厚接触者は打ち合わせに参加した1名が該当し、現在は自宅待機中で無症状だという。当スタッフは保健所の指示に従い、近くPCR検査を実施する予定だ。    幸いにもその他のクラブスタッフやアカデミー・スクールコーチから新型コロナウイルス感染症や風邪の症状等は出ていないという。  クラブは、「これまで取り組んできた新型コロナウイルス感染症対策について、選手、スタッフ、関係者全員に再度周知、徹底をはかってまいります。また、保健所との連携等、疫学調査にも全面的に協力して参ります」と発表している。  札幌は、22日に行なわれるJ1第6節で久々のホーム・札幌ドームでFC東京との一戦が控えている。  クラブのホームページでは、「あす22日(水)のホームゲーム開催に従事するスタッフの健康管理・確認は万全を期しており、安心、安全なスタジアム環境を整えております。ホーム開幕戦に向けてキャンプを続けてきたトップチーム選手たちも全力でプレーします。皆さまのご来場、心よりお待ち申し上げております」とのコメントも掲載されている。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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(2020/07/21)