樋口新葉「調子いい」今季は初戦から3回転半投入へ(日刊スポーツ)
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昨季世界選手権代表の樋口新葉(19=明大)が今季は初戦からトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を投入する構えをみせた。21日に大阪府内で公開された全日本シニア合宿に参加。練習でも3回転半を精力的に挑んだ。
【写真】練習でジャンプを飛ぶ樋口(2017年4月19日)
以下は一問一答。
-コロナウイルスの影響について
4月8日から6月1日まで練習ができなくて、氷には乗れなかった。再開してからは、徐々に徐々に氷に慣れていくような。今は、できていたことがすべてできている状況。自粛期間の陸上トレーニングが生きているのかなと思います。
-陸トレなど新たにやったことは?
今までやっていたトレの強度を上げたり、頻度を増やしたり、ほぼ毎日。確かに氷上はできてなくて、運動量は減ってたけど、走ったりジャンプしたりを多めに。
-世界選手権の中止について?
何の練習をしたらいいのかなと。最初の1、2週間は不安な気持ち。1カ月半くらいは諦めて、スケートのこと考えないように、コロナにかからないようにと。
-プログラムについて?
SP、フリーともに去年と同じプログラムにしたい。今年も海外の振付師さん。向こうに行けない。リモートでやってもらう。なかなかカナダやアメリカのリンクが開かなくて、振付師さんも私も滑れないと、よく分かんなくなるなと。去年と同じで精度を上げた方がいいかなと思いました。
-北京五輪のプレシーズンになるが?
あまり五輪とか考えずに、自分ができることを考える。3回転半とか、安定させていけるように。目標としている大会で結果が出せるようにしたい。
-現在の練習状況は?
貸切とかは朝と夜でできている。神宮のリンクは一般が人数制限。滑りたい時間には滑れない。練習量としては1、2時間は減っていると思いますけど、その分は陸トレでカバーできているので、いい練習はできている。
-コロナ禍の苦労、身についたものは?
今まで意識してなかったんですけど、マスクをする、触らない、電車に乗る時に気をつける、今まで気にしてなかったことを気にするようになって、対策するようになったことを、コロナ後も続けていきたい。いい経験。でも練習ができなかったり、試合が中止になったり。無観客もあり得るので慣れていかないと。試合でお客さんがいなくなるのは寂しい。お客さんの大切さがすごく分かりました。