Google Chrome 86でバッテリー消費が改善?新機能をいち早く試す方法(ライフハッカー[日本版])
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Google Chromeのせいでバッテリーが切れてしまうという悩みは、もうすぐ過去のものになりそうです。
最新の開発者向けビルドChrome Canaryでは、バックグラウンドのウェブサイトを処理する方法に大幅な変更が加えられており、バッテリーへの負担が軽減されているとのこと。
この変更は、今秋リリース予定のWindows、Mac、Android、Linux、Chrome OS向けの安定版ブラウザ「Chrome 86」にも適用される予定です。
経緯としては、まず、ウェブ開発者のグループが、ChromeのJavaScriptタイマーのウェイクアップが過剰に行われており、ユーザーの利便性に貢献していないことを発見しました。
一部のJavaScriptタイマーは、新着メッセージやソーシャルメディア通知の受信など、重要なプロセスを実行するために使われていますが、そのほかのタイマーは、広告やスクロールの位置など不必要な情報のチェックに使われています。
こうした不必要なJavaScriptタイマーが余計なメモリを消費し、結果的にバッテリーを食いつぶしていたのです。
そこでGoogleは、JavaScriptタイマーの起動を1分あたり1回に制限することにしました。
これにより、ウェブサイトのパフォーマンスに影響を与えることなく、システムとバッテリーの負担を軽減できます。