台中アリーナ建設 隈研吾氏の事務所と台湾企業の合同チームが交渉権獲得(中央社フォーカス台湾)

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(台中中央社)台中市政府は20日、市内に建設を予定する「台中アリーナ」の設計委託に関し、建築家の隈研吾氏の設計事務所と台湾の九典聯合建築師事務所による台日合同チームを交渉権者に選んだと発表した。台中アリーナは2022年着工を予定し、2026年の完成を目指す。 市は今年2月、プロポーザル方式で事業者を公募。5月に発表された1次審査では5つの企業チームが入選し、最終2次審査で隈氏らのチームが優勝者に選ばれた。優勝者には交渉権が与えられる。 市によれば、台中アリーナは北屯区の区画整理エリアを建設予定地とし、近隣には台中インターコンチネンタル野球場(洲際棒球場)がある。敷地面積は約6万9600平方メートル。1万5500席以上の観客席を備え、各球技の大会や大型コンサート、文化・娯楽イベントの会場としての利用が想定されている。総事業費は65億台湾元(約236億円)を見込む。 市は隈氏らのチームの設計コンセプトについて、「天空回廊、運動公園、世界のランドマーク、市民の楽園」を主軸とし、環境との融合や地域との結びつきを象徴していると説明。運営がいつまでも続くとの意味も込められているという。 市は、台中アリーナの建設予定地が水湳経貿園区や中部サイエンスパーク(中部科学工業園区)、台中インターコンチネンタル野球場などに近いことから、台中の文化やスポーツ、大型イベントなどを結びつけ、将来的に市の経済発展のエンジンになればと期待を寄せている。 (蘇木春/編集:名切千絵)

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(2020/07/20)