【7月場所・2日目】新大関・朝乃山が〝鶴竜食い〟遠藤に完勝「気持ちで負けないように」(東スポWeb)
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大相撲7月場所2日目(20日、東京・両国国技館)、新大関の朝乃山(26=高砂)は幕内遠藤(29=追手風)を寄り切って連勝スタートを飾った。
朝乃山は立ち合いから踏み込み良く前に出た。どっしりとした下半身で、初日(19日)に横綱鶴竜(34=陸奥)から金星を奪った遠藤の勢いを止めると、左上手を取って右腕で相手の腕を抱え込みながら一気の寄り。遠藤には過去3勝6敗と分が悪かったが、安定感抜群の相撲で完勝した。
本来は〝新大関場所〟となるはずだった5月の夏場所は、新型コロナウイルスの影響で中止に。4か月ぶりの本場所も調子を維持し、取組後は「相手をしっかりよく見て動けたと思います。落ち着いて取ることができました。まだ2日目ですし、大関となれば負けられない立場。関取衆も倒しにくる。僕も気持ちで負けないように戦っていきます」と冷静に語った。
感染予防対策で上限2500人と入場制限された会場では、観客に声援の自粛が求められる中で「朝乃山」と書かれたタオルを掲げて応援するファンも。新大関は「この時期なので(新型コロナが)危ない中、応援に来てくださっているのでうれしい。見ている人たちの期待にこたえたい」と言い発奮材料になっている。
この日から横綱鶴竜が休場。大関として朝乃山の責任も重くなったが「一日一番、しっかり自分の相撲を取り切って、大関の務めを果たしたい。(大関の務めとは)ケガをしないで、できれば休場なしで千秋楽まで取り続けたい」と誓った。
また、カド番の大関貴景勝(23=千賀ノ浦)も幕内阿武咲(24=阿武松)をはたき込みで下し、2連勝となった。