乳製品のプチバブル到来!でもこの夏は牛乳不足に?(静岡県)(静岡放送(SBS))

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 新型コロナによる外出自粛で、家にいる時間が長くなったことによるいわゆる「巣ごもり需要」で乳製品の需要は増加。活況に沸く乳製品業界は大喜びと思いきや事態はどうやら複雑なようです。 <JA静岡経済連畜産課 池田和さん>「なかなか需要にあった供給をしていくことは難しい」  こう話すのはJA静岡経済連の池田さんです。乳製品の原料となる牛乳は、JAが酪農家から出荷した全量を買い取り、乳製品のメーカーからの発注に応じて売り渡す形がとられています。これまではこの仕組みで安定した供給が図られてきましたが、2020年はある事情で夏の需給バランスが崩れる可能性が浮上しています。 <JA静岡経済連 池田さん>「この7月8月に入って、いつもはない夏休み中の学校が始まるということで、その分学校給食の牛乳も出さなくてはならず、一気に需要が高まっている」  新型コロナによる春先の臨時休校による授業の遅れを取り戻すため、2020年は各地で夏休みが短縮されます。それに伴い、給食用に供給される牛乳が必要になるため、このままでは夏場に牛乳が足りなくなるという懸念が出ているのです。JA静岡経済連ではすでに乳業メーカーが求める量の8割程度しか対応できない状況で夏にむけての悩みは尽きません。それなら、生産量を増やせばいいじゃないか。ところが、それも簡単にはいきません。

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(2020/07/20)