長雨と日照不足で野菜が高値に 梅雨明けはいつ?(静岡県)(静岡放送(SBS))

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 長雨と日照不足で野菜の価格が高騰しています。今後のカギとなる静岡の「梅雨明け」ですが、もう少し先になるとみられ、徐々に影響が広がっています。  地元の野菜を扱う直売所です。例年に比べて値段が上がっています。 <買い物客>「普通より高い。(特になにが高いですか?)ジャガイモ、ホウレンソウはなにもない」「他のスーパーへも行こうと思って。ジャガイモは買わなかった。玉ねぎだけ買った」 <南部じまん市 吉井健二店長>「例年だとキュウリはいっぱい出るが、今は少なくてすぐに売れてしまう」  2020年は入荷量が少なく、市場からの仕入れで補っている野菜もあるそうです。 <南部じまん市 吉井健二店長>「長雨によって、ものが傷んだり病気になったりして、植えたものがだめになっているという話を農家から聞いている」  静岡市中央卸売市場によると、ニンジンやジャガイモなど根菜類の値段が高く、通常の倍になっています。ほかの野菜も、2019年より2割から3割ほど高く、長雨と日照不足の影響が出ています。東伊豆町ではハウスミカンの色づきが遅れています。 <ミカン農家 鈴木重喜さん>「通常だと7カ月で完全着色するが、まだ黄色いミカンがあったり、緑色のミカンがある状態です。日照不足によって着色が遅れています」  ハウスミカンはお中元などの贈答用として出荷し、この時期にピークを迎えます。しかし、2020年は1週間ほど生育が遅く、これ以上雨が続くと、実にも影響が出ると生産者は心配しています。 <ミカン農家 鈴木さん>「水(分)が入ることによってミカンの浮皮が発生してしまう。等級が下がって2等品なってしまうので、収入も減ってしまう」  有効な対策はなく、農家としては夏の空を待つしかありません。 <ミカン農家 鈴木さん>「早く梅雨明けを願っています。(太陽が恋しいですか?)早く太陽が出てほしいですね」  夏野菜のトウガンにも大雨の影響が出ています。 <トウガン生産者 米山博高さん>「これが葉っぱが枯れたもの、あるいは痛んだ葉っぱ。茎も死んでしまって白くなった」  大雨で数日間、畑に水がたまり、葉と茎が痛んでしまいました。花粉による交配も思うように進みません。 <トウガン生産者 米山さん>「ミツバチが雨のせいで(交配を)やれない、やったとしてもうまく花粉がつかない。実がならない。これは実がついているが、これが全

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(2020/07/20)