京都アニメーション事件から1年 単んぼアートの会場で黙とう(静岡県)(静岡放送(SBS))

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 36人が死亡、33人が重軽傷を負った京都アニメーションの放火殺人事件から7月18日で1年が経ちました。犠牲者のひとり、菊川市出身の大村勇貴さんの地元では、大村さんの作品をテーマにした田んぼアートの会場で黙とうが捧げられました。  7月18日、事件があった現場では追悼式が行われました。参列した遺族は「私たちの愛しい家族仲間はいまはもういません」「ただ言葉では言い表せない感情だけがいまもなお、きのうのことのように思い出される」と話しました。関係者によりますと、事件で亡くなった菊川市出身の大村勇貴さんの家族も参列したということです。 <田んぼアート菊川実行委員会 池田正代表>「勇貴君のおかげで大勢の皆さんがご鑑賞に来ていただきました。本当に勇貴君、ありがとう」  地元・菊川市でも黙とうが捧げられました。大村さんの絵本をもとに作られた田んぼアートの会場です。 <池田正代表>「小さいころからあの子(大村さん)を知っていましたから、こんなに絵本が書けるとは思いもしませんでした。そんな思いでおしゃべりをしました」  大村さんは大学卒業後、京都アニメーションに入社し、2019年7月、事件に巻き込まれました。23歳の若さでした。大学在学中に描いた絵本「うーちゃんのまつざき」の一場面です。幻想的で優しい絵柄が10種類の色の異なる古代米で表現され、子どもから大人まで夢中にさせます。 <見物客>「素敵だなと思いました」「なんかちょっとすごいなと。ほんとにこの鬼みたいのが出たらヤダ」「今回が初めてです。こういう時期だからこそ、みんなを楽しませてくれる、こうしたアートは素敵だと思う」「なかなか細かい所まで描かれていてすごいと思う」「とてもきれい」  田んぼアートづくりには大村さんの両親も加わり、傍らには大村さんが好きだったヒマワリが花を咲かせています。 <池田正代表>「できるだけ勇貴君の絵をみんな忘れないように、また続けていければいいかなと思う」  大村さんの絵本の世界は多くの人の心に刻まれ生き続けます。

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(2020/07/20)