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　甲府市は１９日夜、市内に住む２０代自営業男性の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。山梨県内の感染者は７８人目。 　市の２０日の記者会見によると、男性は１０日からせきの症状があった。発症前の平日は仕事でほぼ都内に滞在し、１２日に帰宅した。１３日に再び上京し、１８日に甲府に戻った。移動は新宿発着のＪＲ中央線の特急を利用したという。 　１７～１９日に３８度の発熱や倦怠（けんたい）感、頭痛、関節痛、息苦しさがあったという。１８日に甲府市内で知人と会食。１９日にＰＣＲ検査で陽性が分かった。市は知人を濃厚接触者として検査している。 　発症前２週間以内に都内の飲食店で複数回、数人で飲食したが、「店名は覚えていない」と話しているという。市は「都内滞在の期間が長く、現地の感染拡大状況を考えると都内で感染した可能性が高いとみられる」としている。

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(2020/07/20)