大谷「投げ心地いい」修正力見せ二刀流復活へ手応え(日刊スポーツ)

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<エンゼルス紅白戦(特別ルール)>◇19日(日本時間20日)◇エンゼルスタジアム 【アナハイム(米カリフォルニア州)19日(日本時間20日)=斎藤庸裕】エンゼルス大谷翔平投手(26)が、抜群の修正力を見せた。 【写真】実戦形式の登板を終えて捕手とタッチを交わすエンゼルス大谷 紅白戦に登板し、5イニング相当、73球で5安打無失点6奪三振。四球は4つで、前回のストライク率40・6%から61・6%と大幅に改善し、直球の球威も増した。メジャー復帰マウンドは中6日で開幕3戦目、26日(同27日)のアスレチック戦となる予定。右肘のトミージョン手術から1年10カ月。次回登板でいよいよ、二刀流復活となる。    ◇   ◇   ◇ 大谷の腕は見違えるほど振れていた。4回、チームの若手有望株NO・1のアデルと対した。2ストライクから捕手のサインに首を振り、決め球を選択。伸びのある外角低め直球で見逃し三振を奪った。紅白戦3度の登板で187球。4度対戦したアデルをぴくりともさせない、会心の1球だった。「指にしっかりかかったボールもある。投げ心地的には前回よりも全然いい」。登板を振り返る表情は、すがすがしかった。 大谷の神髄が表れた。術後初の実戦登板となった7日は、フォームに力感もなく、7四球とストライクが入らなかった。その状態をわずか2週間足らずで修正。「投げる度に良くなっている」。フォームは13日の前回登板より重心が低く、踏み込んだ左足にも粘り強さが見られた。直球の球威だけでなく、課題としていた2ストライク後の変化球も大幅に改善。この日6三振のうち4つをスライダーとスプリットで奪った。「全体的に前回より進歩している」と手応えもあった。 もっとも、感覚的には完全ではない。「100マイル(約161キロ)を何球も何球も投げているという感覚はない」と本来のイメージとはいかない。開幕を目前に「1個三振とれるまで、1勝できるまでっていうのはやっぱり不安はある」と正直な気持ちも吐露した。また、コロナ禍で厳戒態勢の影響で、対外試合の登板機会もなかった。それでも「できなかったことばかり考えても仕方ない。できたことをしっかり試合で出せるように」と前を向いた。 開幕前の最後の調整登板を終え、26日のアスレチックス戦でいよいよ、メジャー復帰マウンドに上がる。「楽しみにはもちろんしている。その前

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(2020/07/20)