ここは「しまなー」「うぬつ」 バス停に島ゆみた表示板 喜界島61カ所(南海日日新聞)

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 鹿児島県の喜界島言語文化保存会(生島常範代表)が島内のバス停留所で進めていた「島ゆみた(方言)表示板」の設置が6月末までに完了した。「しまなー(島中)」「うぬつ(小野津)」など、後世に伝えたい方言地名を表示板に残した。表示板は島内のバス停61カ所に設置。33集落名を記した。  表示板は円形。青や黄、白、オレンジ色を使い島ゆみたと標準語で集落名を紹介。アクセント記号、ローマ字読みも記した。中央には緑で喜界島の地図を配置した。島の青い空と深い緑、美しい海にマッチしたデザインだ。住民からは「きれいだね」「島ゆみたでは地名をこう言うのか」との声があり、好評だ。  喜界島言語文化保存会は昨年12月、「島の誇りを守る。バス停全部の表示板に島ゆみたの地名を!」プロジェクトを立ち上げ、設置を進めた。インターネットのクラウドファンディングを活用して資金を募ったところ、1月中には目標を上回る金額が寄せられた。バスを運行する喜界バスも全面協力。2月から設置が始まり、6月末に完了した。  プロジェクトを終え、生島代表は「足元の宝(島ゆみた)を再確認し、継承へ向けた機運の盛り上がりに期待したい」と話した。

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(2020/07/20)