【ネタバレ注意】『The Last of Us Part II』の本来のエンディングは今よりもダークなものだった(IGN JAPAN)

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          ※以下に『The Last of Us Part II』のネタバレが含まれる。 『The Last of Us Part II』は本質的に喪失と復讐をテーマとしたダークなストーリーだが、実は現在のものよりもさらにダークなエンディングが存在していた。 GameSpotによると、『The Last of Us Part II』のゲームディレクターであるニール・ドラックマンとシナリオリードのハレー・グロスはGame Informerとのインタビューの中で、本作のエンディングについて新情報を明かしたという。制作の途中まで、エリーはゲームの最後にアビーを殺してしまうというのだ。 「私がこのプロジェクトに参加したとき、エンディングの形はほぼ出来上がっていました」とグロスは話す。「終盤のストーリーについてさまざまな案を検討しましたが、どれも最後はエリーがアビーを殺害することになっていました。しかし、開発が半分ほど進んだところ、私たちはエンディングを変更しました。最後の最後に、アビーを許すことにより、エリーは復讐の炎にかき消されている昔の彼女――人間らしさに溢れ、ジョエルから影響を受けたあの彼女――をまだ少しは心の中に秘めていることが示せるようにしたのです」 「The Last of Us Part II」画像・動画ギャラリー この変更は、シナリオチームがレブとヤーナの運命を考えた際に行われた。初期のシナリオでは、この2人は共に死んでいる。その後、レブの生存が決まり、ドラックマンはアビーを殺すことでエリーが復讐の旅を完了することのないようにするべきだと判断したのだ。 そのとき、グロスはアビーを殺さないという選択肢の存在自体に驚いて戸惑ったという。しかし、エリーが思いとどまるというエンディングは、確かにわずかに残ったエリーの人間性と、彼女が完全に自分を見失ったわけではないことを表現している。 「テーマ的に、アビーを生かすという結末は間違っているように感じていました」とドラックマンは語る。「しかし最終的に、それはキャラクターとの一致性がより高い展開だと思いました。最初のテーマと、私たちが伝えようとするメッセージは少し変わりましたが、一番重要なのは『私たちはキャラクターの整合性を保てているのか?』ということです。ストーリーの目標はいくつもありますが、キャラクタ

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(2020/07/20)