札幌大谷・阿部、無失点でプロにアピール/南北海道(日刊スポーツ)

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<高校野球南北海道大会:札幌大谷15-1札幌東>◇20日◇札幌地区2回戦◇札幌円山 【写真】初戦突破し、他の選手たちを気遣いながら引きあげる身長2メートルの札幌大谷・阿部投手 昨春センバツ出場の札幌大谷が、札幌東を15-1の5回コールドで下し、初戦を突破した。18年秋の明治神宮大会と昨春センバツを経験している身長2メートルの道内最長身左腕、阿部剣友(3年)が5回から3番手で登板。日本ハム、巨人など3球団のスカウトが視察する中、1回1安打無失点で締めた。 20年最初の公式戦は9球を投げ「冬場から取り組んできた下半身を使う投球ができた」。筋トレ効果で太ももなどの筋肉が増え、体重は昨秋から8キロ増の78キロ。日本ハム白井康勝スカウト(51)は「去年からフォームもボールも成長している。大きいを超えて、いないタイプ。いいものを持っているし、もっと見たい」と話した。 入学時の195センチから徐々に身長が伸び、最後の夏に大台の2メートルに到達。6月の練習再開後、自己最速140キロも記録した。「将来はプロを目指したい」。超大型左腕が、まずは夏季大会で、自身の成長をアピールする。

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(2020/07/20)