世界ランク1位は伊達じゃない!ラームのスウィングをプロが分析(みんなのゴルフダイジェスト)

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画像Bの右は切り返しの瞬間ですが、左のトップの画像と腰の位置を比べてみると左への加重とともにターゲット方向に移動していることが確認できます。そこから、今度は画像Cの足元に注目してみてください。インパクトの瞬間に、左足のつま先がめくれ上がるほど足裏で地面を踏ん張り、強烈な回転力を得ていることがわかると思います。 ダウンからインパクトにかけても、腕と手首が平らになった左腕の形はキープされ、体の回転によってボールを押し込むように使うことで方向性を安定させています。フェースを閉じたまま、体の回転を止めずに下ろしてくるので、インパクトでは上体が開いていますが、これでフェースはスクェア。 基本的にはアイアンでもウェッジでもこの左手首の使い方で方向性を確保しながら下半身を使う度合いによって距離を打ち分けています。同じスウィングをすることで、ドライバーからウェッジまで安定感のあるショットにつながっています。 もともと飛距離と爆発力には定評がありました。2017年の全米オープンの予選ラウンドで松山英樹と同組になった際に取材をしましたが、握手をするとまるで野球のグローブと握手しているような分厚さを感じました。 その当時は腰の高さほどもあるラフにつかまり、イライラした様子で自滅したのが印象的でしたが、それからわずか3年、今回のような悪天候の難しいコンディションでも優勝を勝ち取り世界ランク1位にふさわしい選手に成長しました。 世界のトップにまで上り詰めたラームの次のターゲットはメジャー制覇、秋のメジャー大会がますます楽しみになってきました。

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(2020/07/20)