元ウォリアーズ幹部が語るチームの分岐点「モンタが退団したからこそ今のステフィン・カリーがある」(バスケット・カウント)

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写真=Getty Images ケガ人が相次いだこともあり、今シーズンはリーグ最下位に沈んだウォリアーズだが、昨シーズンまで5年連続でファイナルに進出するなど、一つの時代を作った。その原動力となったのがリーグ最強のシューターへと成長したステフィン・カリーだ。 しかし、カリーが入団した当時のエースはモンタ・エリスだった。エリスはカリーのルーキーイヤーに平均25.5得点を記録し、スコアラーとしてチームを牽引したが、勝利には直結しなかった。2人は一緒に2年半プレーしたが、結果を残せず、エリスは2011-12シーズン半ばにトレードでバックスへ放出された。 当時人気の高かったエリスの放出にファンは難色を示したが、結果的にこのトレードがウォリアーズとカリーを成功に導いたと、元幹部のジェリー・ウェストは語った。「トレードによってカリーは自由にプレーできるようになり、ボールを保持できるようになった。素晴らしいプレーができる選手がボールを持てなければチームのためにはならない。カリーのようなレベルまで到達するのはより難しくなる」 「モンタ・エリスは私がいた頃非常に人気があった選手だった。彼がトレードされたことでカリーの才能が開花し現在の彼のような選手になれたんだ。2人は素晴らしい選手だったが共存できなかった。私はステフの方が伸びしろがあると思っていた。モンタが退団したからこそ今のステフィン・カリーがある」 ウォリアーズはトレードの翌シーズンから7年連続でプレーオフに進出。ウェストの判断が正しかったことが証明されるまでほとんど時間はかからなかった。そして、カリーはエリスのポジションに入ったクレイ・トンプソンとともにリーグ史上最も危険なバックコートを形成し、2014-15、2015-16シーズンと2年連続でMVPに輝いた。 もし球団がカリー中心のチームに舵を切らなければ、ウォリアーズの時代は来なかっただろう。ウェストが言うように、ウォリアーズのターニングポイントはエリスのトレードだったのかもしれない。

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(2020/07/20)