豪雨災害からも身を守れる子どもに(ベネッセ 教育情報サイト)
【リンク先抜粋】
現在は第2次学校安全推進計画(2017~21年度)に移っていますが、子ども自身に安全を守るための能力を身に付けさせるという第1次計画の基調は変わっていません。
しかも、学習指導要領の改訂を受けて、学校安全でも「主体的・対話的で深い学び」を取り入れて、教科横断的に「安全に関する資質・能力」を育むこととしました。
具体的には、▽知識・技能=さまざまな自然災害や事件・事故等の危険性、安全で安心な社会づくりの意義を理解し、安全な生活を実現するために必要な知識や技能を身に付けていること▽思考力・判断力・表現力等=自らの安全の状況を適切に評価するとともに、必要な情報を収集し、安全な生活を実現するために何が必要かを考え、適切に意思決定し、行動するために必要な力を身に付けていること▽学びに向かう力・人間性等=安全に関するさまざまな課題に関心を持ち、主体的に自他の安全な生活を実現しようとしたり、安全で安心な社会づくりに貢献しようとしたりする態度を身に付けていること……の3本柱です。
指導要領の改訂を提言した中央教育審議会答申も、特別活動や保健体育、総合的な学習の時間はもとより社会、理科、道徳など各教科等を連携させて授業を展開し、先のような資質・能力を育成するよう求めています。そうした力を一人ひとりの子どもに着実に身に付けさせる教育を、改めて進めたいものです。
(筆者:渡辺敦司)
※第2次学校安全の推進に関する計画
http://www.mext.go.jp/a_menu/kenko/anzen/__icsFiles/afieldfile/2017/06/13/1383652_03.pdf
※防災を含む安全に関する教育のイメージ(中教審答申 別紙)
http://www.mext.go.jp/component/b_menu/shingi/toushin/__icsFiles/afieldfile/2016/12/27/1380902_2.pdf