広島、有観客6戦で1勝のみ…「申し訳ない」監督(日刊スポーツ)

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<広島3-3ヤクルト>◇19日◇マツダスタジアム 広島打線が執念を見せるも、引き分けに終わった。2点を追う7回に松山竜平外野手(34)の右翼線への同点適時打、会沢翼捕手(32)の中前適時打で一時勝ち越すも、9回に守護神の菊池保則投手(30)が1点を守りきれず、無念のドロー。ヤクルト戦は1勝1敗1分けに終わった。 【写真】勝ち越し打を放つ会沢のフィニッシュフォーム   ◇    ◇     ◇ 延長10回2死二、三塁のラストチャンスで、代打高橋大のバットが空を切った。マツダスタジアムにため息が広がった。先頭の菊池涼が左前打で出塁。1死から鈴木誠がつないだ。一打サヨナラの絶好機で、あと1本が出なかった。 1点に泣いた。9回に守護神の菊池保が登板。1死一、三塁から代打青木に痛恨の中前打を許し、勝ちが遠のいた。勝利まであと2死。1点のリードを守れず、延長戦に突入。流れを最後まで引き戻すことはできなかった。 終盤に打線が執念の攻撃をみせた。2点を追う7回、先頭の堂林が8試合連続ヒットとなる中前打で出塁。鈴木誠が左翼線への二塁打でチャンスメーク。無死二、三塁から、松山が高梨の内角低め変化球を右手1本で右翼線へ運ぶ2点適時二塁打で同点に追いついた。松山は「どんな球でも打ちにいくつもりでいきました。自分らしい良いヒットを打つことができました」。勢いは止まらなかった。長野の二塁ゴロで二塁走者の松山は三塁へ。会沢が高梨の初球、146キロを一振りで仕留めた。中前への勝ち越し打だ。「みんながつないでくれたので、ランナーをかえせて良かった」と振り返った。それでも勝利は巡ってこなかった。 2カードぶりのカード勝ち越しは持ち越し。借金は4のまま。佐々岡監督は9回について「あそこで逃げ切りたいという思いだった。僕が(菊池)保を信頼して出したということ」。今後の守護神について「そう簡単には変えられない」と話した。有観客が始まり、6試合で1勝止まり。「初めてファンが入って1つしか勝つことができなかった。申し訳ない」と監督は肩を落とした。【古財稜明】

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(2020/07/19)