【スーパーGT】優勝した37号車 KeePer TOMS GR Supraの平川亮、SC導入で24秒リードを失うも冷静に対処「逆に集中して走れた」(motorsport.com 日本版)
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富士スピードウェイで行なわれた2020スーパーGT第1戦。GT500クラスで優勝した#37 KeePer TOM’S GR Supraの平川亮は、途中のセーフティカー導入で大量リードを失う不運に見舞われたが、それが逆にレース終盤に向けて集中して走ることができたと前向きに捉えていた。
2020スーパーGT開幕戦富士|決勝レース結果
予選Q2でそれまで好調だったホンダNSX-GT勢を逆転してポールポジションに輝いた37号車。決勝レースでも序盤から後続を引き離し、終始ライバルを寄せ付けない走りで2020シーズン最初のGT500ウィナーとなった。
前半スティントを務めたニック・キャシディはレース後の記者会見で“完璧な1日だったと語った。
「とにかく最高に嬉しい。ポールポジション、ファステストラップ、優勝を飾ることができて、僕たちにとっては完璧な1日だった。途中のセーフティカー導入は僕たちにとってはあまり嬉しい展開ではなかったけど、(平川)亮が素晴らしい走りをしてくれた。シーズンオフの間に素晴らしいクルマを用意してくれたトヨタ、TCD、TOM’Sのみんなに感謝したい。でも、これで優勝したことによって次戦はウエイトがたくさん積まれることとなるから、簡単にはいかないだろうけど、少しでもより良い状態で臨めるようにしたい。あと僕自身はスーパーGT(特別交流戦を含め)で3連勝することができた。本当に信じられないよ」
また後半スティントを務めた平川もシーズンオフの間は開発にも携わってきたGR Supraでデビューウィンを飾ることができ、安堵の様子だった。
「優勝できてすごく嬉しいです。昨年からGR Supra GT500の開発にも携わってきました。関係者の皆さんの苦労も知っていますし、僕たちも苦労してクルマを作り上げてきました。それがこういった形で実って良かったと思います」
今回の37号車は最初から最後まで完璧なレース運びを見せたが、唯一の誤算だったのがアクシデント車両を回収するために37周目に導入されたセーフティカーだ。2番手を走っていた#26 au TOM’S GR Supraに対して24秒ものリードを築いていたのだが、それが一気にゼロになってしまったのだ。
それでも平川は、逆にプラスに捉えることができたという。
「ギャップが20秒以上あって、後ろとどん