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　京都は元ナイジェリア代表ＦＷピーター・ウタカ（３６）の２得点で愛媛に２―１と勝利し、ホーム３連勝で３位に浮上した。前半から動きが重く、後半６分には先制点を奪われる苦しい展開も、エースの決定力が流れを変えた。後半１４分、ＦＷ宮吉のラストパスを受けてこの日初めての決定機を迎えると、きっちりと右足で決めて同点に。さらにその２分後にも左足で決め、チームを勝利に導いた。 　１６年には広島でＪ１徳得点王（１９得点）、昨季はＪ２甲府で２０得点と抜群の決定力を誇るＦＷは、この２得点でＪ２得点ランキングでも５得点でトップに。低調な前半を終えたハーフタイムには「このままじゃ負けるぞという話をした。みんなで後半頑張って逆転できた」とリーダーとしての責任感もにじませた。京都・実好監督は「ウタカ様様ですよね。ストライカーでもあり、野性的なスピードもある。チームのために声もかけてくれる」とチームを勝利に導いたエースに脱帽していた。

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(2020/07/19)