新大関朝乃山、白鵬ら白星発進 遠藤が鶴竜破り金星(日刊スポーツ)

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<大相撲7月場所>◇初日◇19日◇東京・両国国技館 新大関の朝乃山が白星発進した。前頭隆の勝の突き、押しを受け止めつつ、下からあてがって反撃。相手が体勢を崩したところを、すかさず送り出す完勝だった。かど番の大関貴景勝は、同じ押し相撲の豊山を立ち合いから圧倒して押し出した。 【写真】腰砕けで初日を落とし控えでがっくりする鶴竜 両横綱は明暗が分かれた。白鵬は小結隠岐の海に攻め込まれたが、肩すかしで破った。鶴竜は、横綱としては珍しい腰砕けで東前頭筆頭の遠藤に敗れた。右足で裾払いを仕掛けたが空振りし、そのまま倒れて苦笑いを浮かべた。横綱が腰砕けで敗れるのは初めてという珍事だった。遠藤は7個目の金星となった。 新入幕の琴勝峰は、寄り切りで千代丸を破って幕内初白星を挙げた。5月に部屋の三段目勝武士さんが、新型コロナウイルスに感染して亡くなった、高田川部屋勢は、前頭の輝と竜電、十両白鷹山の関取衆がそろって白星を挙げた。

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(2020/07/19)