今こそ救いの手を!多くの人の憩いの場となってきた、「個人経営のカフェ」への支援が必要なワケ(ハーパーズ バザー・オンライン)

【リンク先抜粋】
T・S・エリオットの詩集『The Love Song of J. Alfred Prufrock』では、人生をコーヒースプーンで測った。ちなみに、私は自分の人生をコーヒーに使ったお金で測っている。銀行口座から流れ出ていくお金は、私にはお気に入りのカフェがロンドン中にあることを思い出させてくれる。 【写真】あれもこれもオンライン? 今後の新しい12の生活スタイル 道に迷った時や寒い時、落ち込んだ時や疲れた時、人は近くにコーヒーショップを探す。チェーン店以外の店を見つけてみよう。わかりやすい場所にはなかったり、狭い裏通りの奥にあって見つけるのはほぼ不可能だったり、個人経営のコーヒーショップは、いつも両手を広げて暖かく迎え入れてくれる遠い親戚のようであり、雨に降られた後で見る自分の家の玄関のようでもある。 コーヒーショップに入ると、アラジンの洞窟に迷い込んだような気分になる。入った途端に襲ってくる、ひきたてのコーヒー豆のいい香り。深く、ナッツのような、チョコレートのような、フルーティな、シャープな香りが全て一挙に押し寄せてくる。人のざわめきや話し声が絶えず背後に聞こえるほうが、静寂より生産性があがるという逆説的な効果もある。コーヒーをひと口を飲む前から、すでにそうなのだ。

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(2020/07/19)