燃費が良い車は、本当に「お得」なのか(LIMO)

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まずここで考えてみたいのは、「燃費が良い車を購入」=得? ということです。 最近ではカタログ値で1Lの燃料当たり30km以上も走る超低燃費の車も登場しています。これらの車は、燃費がいい分高性能なバッテリーなどを搭載している関係で、車両価格が高額になっている傾向があるのです。 もちろん、燃費が良い車に乗っていれば使用する燃料の量は減りますから、CO2排出量が減り、環境に優しいという側面もあります。しかし、環境に優しいというプラス面以上に家計にはそれほど優しくないということも同時に考えたいところです。 家計に優しくない、を言い換えると「車の購入費用と長期間乗ったことによるガソリン代」を合算した際にどれくらい出費しているのか、という点です。 燃費の良い車は高額ですがガソリン代は安価です。発想を転換して、「それほど燃費は良くないけれど、安価な車を買った場合」のトータルコストはどうなるのか、ということも考えてみてはいかがでしょうか。 例えば、日産ノートを購入すると仮定してみます。ノートには通常のガソリンエンジン車と「e-POWER」というガソリンエンジンで発電した電力を使ってモーター駆動するグレードが存在します。 車両本体価格を比較してみると、ノートの「X」グレードは約155万円、「e-POWER X」は約205万円、50万円もの価格差があります。1L当たりの燃費は「X」が23.4km/L、「e-POWER X」が34.0km/Lと約10kmの違いがあります。 以下では、車の購入費と燃料代の総額はどれくらいになるのか、シミュレーションしてみましょう。

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(2020/07/19)