FIA F2ブダペスト:ラスト数周の息詰まる攻防。“タイヤ無交換作戦”を成功させたギオットがレース2を制す(motorsport.com 日本版)

【リンク先抜粋】
 FIA F2第3戦ブダペストのレース2が19日(日)、ハンガリーのハンガロリンクで行なわれた。優勝したのはルカ・ギオット(ハイテック)で、今季初優勝となった。 【ポイントランキング】2020年FIA F2:ラウンド3終了時点  前日に行なわれたレース1では、ミディアムタイヤからソフトタイヤにつなぐ戦略が大成功したロバート・シュバルツマン(プレマ)が11番グリッドから大逆転優勝。ポイントランキング首位のシュバルツマンは、ランキング2位以下に大差をつけた。なお、日本人ドライバー3人はいずれも無得点に終わった。  レース1の上位8台がリバースグリッドに並ぶレース2は、レース1で8位のカラム・アイロット(ユニ-ヴィルトゥオーシ)がポールポジション、同7位のルイ・デレトラ(チャロウズ)が2番グリッドにつけた。日本勢は松下信治(MPモータースポーツ)が12番グリッド、角田裕毅(カーリン)が16番グリッド、佐藤万璃音(トライデント)が21番グリッドからのスタートとなった。  直前に行なわれたFIA F3のレース2はウエットコンディションとなっていたが、F2のレースが始まる頃には路面はほとんど乾き、各車ドライタイヤを装着。28周のスプリントレースがスタートした。  レース1に続いてポールポジションからスタートしたアイロットがホールショットを奪った。ルカ・ギオット(ハイテック)はデレトラを交わして2番手に浮上したが、1周でアイロットに3秒以上の差をつけられてしまった。  2周目、無線でマシンの不調を訴えていたダニエル・ティクトゥム(DAMS)がスローダウン。ティクトゥムは今季ここまで全てのレースでポイントを獲得しているただひとりのドライバーだったが、入賞圏外まで後退した後、ピットにマシンを戻してリタイアとなった。  そして13番手を走行していた角田には、ピットインをして車両を修理するよう指示するオレンジボールフラッグが掲示された。角田はフロントウイングにダメージがあったようで、ピットインし最後尾まで落ちてしまった。  アイロットはファステストラップを更新しながらトップを快走した。一方デレトラはミディアムタイヤを履く他の上位陣と違いソフトタイヤでスタートしており、10周を過ぎたあたりで大きくペースダウン。後続のマシンに次々とオーバーテイクされていった。  レースは折

続きはこちら

(2020/07/19)