キャリア3年目でオールスター初選出を飾ったミッチェル/2019-20NBA通信簿選手編⑲(バスケットボールキング)

【リンク先抜粋】
 昨夏FIBAワールドカップでアメリカ代表の主力を務めたミッチェル。スーパースターたちの相次ぐ出場辞退により、ベストメンバーとは程遠いロースターとなり、アメリカ代表は歴代ワーストの7位に終わってしまった。  その中で、ミッチェルは平均27.2分13.1得点4.3リバウンド5.0アシスト1.1スティールと奮戦。「皆は今、俺がスコアリングしていることしか見ていないかもしれないけど、俺がドラフトされたのはディフェンス力があったからだと思ってる。ディフェンスは本当にプライドを持って取り組んでいることの1つなんだ。俺はまだ22歳と若いから、ほかの選手たちとは違うんじゃないかな」と『The New York Times』へ話しており、ディフェンスもプライドを持ってこなしていた。  昨夏ジャズはトレードやフリーエージェント(FA)戦線で積極的に動き、ミッチェルが加入してから最高の戦力をそろえたことで、ウェスト上位候補として今季を迎え、開幕5試合で4勝を挙げるなど好スタートを切る。  12月中旬以降は16試合で10連勝を含む15勝をマークし、リーグ上位へと上昇。ルーキーイヤーからエースとして平均20得点以上を記録するミッチェルは、強じんなメンタルタフネスを持ち、依然としてチームトップのスコアラーとして今季も活躍。  11月21日のミネソタ・ティンバーウルブズ戦では、コートサイドに座っていたファンから野次を浴びる中、後半だけで16得点を奪うなど計26得点の活躍で勝利に貢献。 「俺に野次を飛ばしてきた彼には感謝してるよ。この試合の俺はターンオーバーをしたり、悪いショットを放ったり、ディフェンスにしっかり戻れてなかったりして苦戦してた。それが野次によって、見返してやる気持ちになれたんだから」と自身に対する批判をエネルギーへと変えていた。  ジャズは過去2シーズンというもの、プレーオフには毎年進出していたものの、オールスターに選ばれた選手は皆無だった。「オールスター選手がいなかろうと、俺たちは勝ちにいくだけ」とルディ・ゴベアが話していたのだが、1月26日にダラス・マーベリックスを下した試合後、ジョー・イングルズはミッチェルとゴベアをこう評している。 「あの2人がオールスターかって? 間違いないね。両者ともだ。このチームは彼らなしじゃ成り立たない。彼らがいなければこの成績を残す

続きはこちら

(2020/07/19)