緊急事態宣言の解除後、5月→6月客足が戻った飲食・小売業種と有望株 100社以上検証(マネーの達人)
【リンク先抜粋】
飲食店全体の既存店売上の平均(5月)71.3% →(6月)83.0%に対し、回転寿司チェーンの平均は
(5月)79.0% →(6月)93.1%
と、緊急事態宣言の前後で飲食全体を上回っています。
以前に「ファミリー+テイクアウト」を根付かせる企業からお宝株が見つかるかもしれない、という記事を書かせていただきました。
回転寿司チェーンはテイクアウトにも力を入れており、まさに「ファミリー+テイクアウト」銘柄と言えます。
■スシローGH(証券コード:3563)、くら寿司(証券コード:2695)
特に注目すべきは、スシローGH(証券コード:3563)、くら寿司(証券コード:2695)でしょう。
6月の既存店売上は、スシローが97.9%、くら寿司が97.4%とほぼ前年と同じ水準まで回復しており、人気の高さがうかがえます。
■ファミレスは回復が鈍い
一方で、回転寿司チェーン同様ファミリーをターゲットにする、ファミリーレストランチェーンの既存店売上は回復傾向であるものの、依然お客さんが戻っていません。
大手のすかいらーく(証券コード:3197)とサイゼリヤ(証券コード:7581)の6月の既存店売上は、それぞれ70.8%、66.5%と飲食全体の平均を下回っています。
コロナ禍でも行きたいと世間のみなさんが考えるお店を厳選すれば、逆風の飲食銘柄でも利益が出せる確率は上がるでしょう。
さらに株主優待実施企業であれば、株主優待を利用してお店を応援しつつ、お客が戻っているかなどの店内調査をするのもよいでしょう。