史上初!タイトル戦で2局連続“持将棋”成立 名棋士たちも「記憶にない」/将棋・叡王戦七番勝負(ABEMA TIMES)

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 将棋の叡王戦七番勝負第3局が7月19日、愛知県名古屋市「亀岳林万松寺」で行われ、永瀬拓矢叡王(王座、27)と豊島将之竜王・名人(30)の一局は、207手で持将棋が成立した。両者は第2局でも222手で持将棋が成立。長年の歴史を誇る将棋界においても、史上初というシリーズ内2度の持将棋成立という、大珍事が起きた。 【動画】激闘の222手・持将棋の第2局  永瀬叡王の先手から始まった対局は相矢倉のどっしりとした内容に。中盤まで永瀬叡王がリードをしていたが、双方うまく寄せきれず、するすると両者の玉が上部に脱出。つかまえる見込みもないまま、互いに入玉。駒によってつけられている点数が、両者とも24点以上を満たしていたことから、持将棋が成立、引き分けとなった。  第2局で持将棋が成立した際には、タイトル戦としては約6年ぶり、その前は22年ぶりというレアなものだったが、今回はなんと2局連続。日本将棋連盟の記録にも見当たらず、立会人を務めている永世名人の有資格者・森内俊之九段(49)も「記憶にない」という。 ◆持将棋 双方(少なくとも片方)の玉が敵陣3段目以内に入り、どちらも相手玉を詰ます見込みがなくなった場合を指す。両対局者の合意によって成立し、玉を除く大駒1枚を5点、小駒1枚を1点として数え、両対局者の点数が各々24点以上ある時は、持将棋となる。

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(2020/07/19)