「お願いだ。もうやめてくれ…」元イングランド代表守護神が名手シルバとの“笑撃”エピソードを語る(SOCCER DIGEST Web)

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 シチズンズで異彩を放ち続けた天才MFの“別れの時”が迫っている。  現地時間7月18日に行なわれたFAカップ準決勝で、マンチェスター・シティはアーセナルに0-2で敗戦。この結果、今シーズンの残り試合は、プレミアリーグでのワトフォード戦とノーリッジ戦と8月から再開されるチャンピオンズ・リーグの試合のみとなった。 【動画】名手グリーンが「やめてくれ」と嘆いたシティ戦のハイライトはこちら  そうしたなかで、現地で注目を集めているのが、元スペイン代表MFダビド・シルバだ。2010年の夏にシティの一員となって以来、4度のプレミアリーグ制覇に貢献した異才は、今シーズン終了後の契約満了をもってマンチェスターを去ることになっている。  激しい肉弾戦が目立つイングランド・サッカーのなかで、類まれな技巧で鳴らしたシルバ。そんな小さな英雄との思い出を語る選手は少なくない。元イングランド代表GKロバート・グリーンもその一人だ。  かつてウェストハムやQPRで活躍し、2010年の南アフリカ・ワールドカップでもプレーした守護神は、「シルバは対戦相手にも喜びをもたらすビーティフルな選手さ」と、英公共放送『BBC』のラジオ番組「BBC Radio 5 live」で、対戦時のエピソードを振り返った。 「私がQPRに在籍した時のことは忘れられない。エティハド(シティのホーム)に乗り込んだ我々は、プレミアリーグ残留のために勝たなくてはいけなかったんだが、0-6で打ち負かされた。  残り30分の時点で私は、『10失点はしたくない』と思って、ダビド・シルバに『頼む。お願いだ、もうやめてくれ。君らの勝ちだ!』と叫んだんだ。そして振り向いた彼からこう告げられたよ。『友よ、申し訳ない。君らはノーチャンスだ』とね。思わず、笑ってしまったよ」  自虐的なエピソードを交えて、シルバとの思い出を回想したグリーン。だが、最後にはこうまとめている。 「ピッチ上の絶対的天才でありながら、チームメイトや相手に対しては、高潔さと優しさ、思いやりも持っている。それがシルバという選手なんだ」  現時点でシルバの退団後の去就は不透明なままだが、一部では、代表チームのチームメイトだったアンドレス・イニエスタのいるヴィッセル神戸への入団が囁かれている。  対戦相手からもリスペクトを得る世界的な天才MFがJリーグに挑戦

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(2020/07/19)