長崎県内の公立小中 終業式の時期そろわず コロナ禍の休校影響で(長崎新聞)

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 新型コロナウイルスの感染拡大による休校に伴い、県内ほとんどの公立小中学校が夏休みを短縮して授業日を確保した影響で、1学期の終業式にずれが生じている。長崎新聞社の調べによると全21市町のうち、本来の予定通り20日に実施するのは諫早市、対馬市、北松小値賀町の3市町。半数以上の12市町が31日に延期して実施する。  県教委によると、県内の公立小中学校は4、5月、それぞれ7~15日間の休校措置を取った。学習の遅れを取り戻すため、小値賀町を除く20市町が夏休みを短縮。7月末まで授業をする学校や、8月後半を授業日に充てる学校など対応が分かれた。  7月31日に終業式を行う学校は、長崎市(小学校)、島原市、大村市、平戸市など12市町。最も遅い8月7日に延期したのは、休校期間が15日だった壱岐市。2学期制の佐世保市は予定通り10月9日に実施する。  また、2学期の始業式は多くの市町が予定通り9月1日に実施。夏休み後半を授業日に充てた自治体では、始業式を前倒しした。8月24日に繰り上げたのは松浦市(中学校)、南島原市、東彼東彼杵町、北松佐々町。東彼川棚町は8月26日に変更した。3学期制への移行年度である大村市はもともと夏休みを繰り上げており、予定通り8月26日に行う。  県立中3校は7月20日に終業式をした後、21日から再び授業に入る。2学期の始業式は併設高と合わせてそれぞれ実施する。  県教委は「夏休みの短縮で自由研究の時間が減るなど、子どもたちにとって例年とは違った過ごし方になる。こういう状況だからこそ、医療従事者の苦労や社会を支える人たちの大切さに気付くこともある。時間のやりくりなどを工夫しながら、しっかり学んでほしい」と呼び掛けた。

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(2020/07/19)