元大関・照ノ富士 1041日ぶりの幕内白星…引退危機乗り越え復活ののろし(スポーツ報知)

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◆大相撲七月場所初日(19日・両国国技館)  2018年初場所千秋楽(1月28日)以来、約2年半ぶりに幕内の土俵に上がった元大関で東前頭17枚目・照ノ富士(28)=伊勢ケ浜=が、西同・琴勇輝(29)=佐渡ケ嶽=を押し出して白星発進。幕内では大関時代の2017年9月12日の秋場所3日目(栃ノ心戦)以来、1041日ぶりの白星を手にした。立ち合い、前に出たが相手をつかまえることができず、押し返される。それでも下がることなく、力強く押し出した。  照ノ富士は192センチ、180キロの巨体と重い腰で、相手を強引に引っ張り込むような相撲も武器に、2015年名古屋場所で大関に昇進を果たした。大関を14場所務め、横綱候補と期待されたが両膝のけがなどに苦しみ、17年の九州場所で陥落。その後は大関経験者として初めて幕下以下まで転落し、一時は序二段をまで番付を下げた。  「5回くらい親方(伊勢ケ浜親方)に辞めさせてくださいと伝えた」と気持ちが切れそうなこともあったが、周囲の励ましを力に現役を続行。体調が戻るとともに番付も戻し、新型コロナウイルス感染予防のガイドラインに沿って観客の上限約2500人という異例の場所で幕内復帰。場所前に「いい相撲を見せて頑張りたい」と意気込んでいた元大関にとって、忘れられない日となった。

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(2020/07/19)