ドラフト候補の明石商・中森、５回１失点で総仕上げ（日刊スポーツ）
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＜高校野球練習試合：明石商2－2倉敷商＞◇19日◇明石商グラウンド
昨年甲子園春夏4強の明石商が独自大会前最後の練習試合で総仕上げした。最速151キロ右腕で今秋ドラフト候補の中森俊介投手（3年）が先発して5回1失点。
【写真】狭間監督が背後で仁王立ちする中で力投する中森
尻上がりに調子を上げたが、1回は2死から3連打で1点を失ったのが課題だ。「全体的に全然、良くないです。先制点を取られている状況にしてしまったのは自分の実力不足。今日は全体的に球が浮いていた。バットに当てられる回数も多かった」と反省しきり。この日、最速は145キロだった。「結果がすべて。監督からは常々『完封がない』と言われ続けていた。失点しないことを目標に取り組んできた。点を取られてしまうのは自分のなかで一番やってはいけない」と危機感をにじませた。
同じくドラフト候補の来田涼斗外野手（3年）は5打数2安打。柔らかいバットコントロールで二塁打2本を放ったが9回2死満塁のサヨナラ機で中飛に倒れた。「打撃は、とてもいいという状態ではない。確実性をもっと高めてやっていきたい。（9回は）あそこを打てなかったのは、自分でもっと追い込んでいかないといけない」と話した。
