トム・クルーズよりも人気だった!?青春映画のスター、エミリオ・エステヴェスが代表作を更新(MOVIE WALKER PRESS)

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ある公共図書館を舞台に、一人の図書館員と行き場のないホームレス集団がワンフロアを占拠する騒動がぼっ勃発する『パブリック 図書館の奇跡』(公開中)。予測できない展開と、優しさやユーモアにあふれた語り口で心を温かくしてくれるこの作品で監督・主演を務めるのが、エミリオ・エステヴェス。 この名前に、「あ、懐かしい」と思う人もいるだろう。なにしろ80年代の青春映画ブームをけん引したスターであり、マット・ディロンやトム・クルーズらと共に総称された若手俳優集団「ブラット・パック」の中心人物。トム・クルーズと同時期にブレイクを果たし、絶大な人気を誇った彼のスターぶりを、再発見してみたい。 【写真を見る】約35年前のエステヴェスが麗しい…!レスリングのスター選手を演じた『ブレックファスト・クラブ』 まずはバックグラウンドからしてすごい。1962年生まれのエステヴェスの両親は、『地獄の黙示録』(79)のウィラード大尉役で知られる名優マーティン・シーンと、女優でプロデューサーのジャネット・シーン。弟は『プラトーン』(86)の出演はもとより、幾多のスキャンダルでも有名なチャーリー・シーン。ほか、弟ラモン、妹レネも俳優であり、ハリウッドの中でも有名すぎる芸能人一家の出身だ。私生活では、シンガーのポーラ・アブドゥルとの結婚(2年で離婚)や、同じ「ブラット・パック」世代のデミ・ムーアとの婚約(3年で解消)などでも知られており、女性関係も華やか。 16歳の時、マット・ディロン主演の『テックス』(82)で映画デビューを果たしたエステべス。続いてフランシス・フォード・コッポラ監督の『アウトサイダー』(83)に出演。(日本公開は『テックス』の方が後だった)。厳しい環境のなかで生きる若者たちの仲間との絆や未来への希望を描く『アウトサイダー』は日本でも大ヒット。 主演のマット・ディロンや、ダイアン・レイン以外ほぼ無名だったキャスト陣の中には、「ベスト・キッド」シリーズのラルフ・マッチオ、『ヒッチャー』(85)のC・トーマス・ハウエル、『セント・エルモス・ファイアー』(85)のロブ・ロウ、『ダーティ・ダンシング』(87)のパトリック・スウェイジ、そして、トム・クルーズがいた。『アウトサイダー』は「ブラット・パック」映画の元祖であり、エステヴェスら出演した若手俳優は、日本でYAスターと呼ばれて人気を集めた

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(2020/07/19)