廃棄される「仙台七夕まつり」の飾りが〈TANABATA PAPER〉に生まれ変わる!(Webマガジン コロカル)

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■毎年廃棄されていた七夕飾りを再利用 例年8月6日~8日、色鮮やかなぼんぼりのついた吹き流し飾りで彩られる宮城県・仙台市。新型コロナウイルス感染症対策のため、2020年の「仙台七夕まつり」は中止になってしまいましたが、2019年の七夕まつりで実際に使用された七夕飾りをリサイクルした〈TANABATA PAPER〉が〈東北スタンダードマーケット〉から誕生しました! 【写真で見る】〈NOZOMI ART 短冊〉。「幸運の七つ飾り」のアートワークがプリント 毎年新作がつくられる七夕飾りは、ぼんぼりや吹き流しをつなぎ合わせるために針金等を使用しており、原料の分別に手間がかかることからリサイクルされず、祭りが終わると廃棄されていました。 「七夕飾りをなんとか再利用したい」と考えていたのが、明治時代から紙問屋を営む〈鳴海屋紙商事株式会社〉。品質の高い「本物の和紙」を使い、仙台市内のさまざまな企業から七夕飾り製作の依頼を受ける老舗です。 今では仙台七夕の象徴として飾られる、〈鶴の吹き流し〉を解体し、〈仙臺七夕祈織〉へと再生させる活動は行っているものの、手掛けたすべての七夕飾りを回収し、糸や針金等の部材を手作業で取り外すには膨大な時間がかかります。 ■〈NOZOMI PAPER Factory〉との出会い そんな想いを抱えた〈鳴海屋紙商事株式会社〉に、〈東北スタンダードマーケット〉が引き合わせたのが、〈NOZOMI PAPER Factory〉。 「福祉とあそぶ」をテーマに活動するデザインユニット〈HUMORABO(ユーモラボ)〉により企画されたプロジェクトで、南三陸にある生活介護事業所〈洗心会のぞみ福祉作業所〉の利用者たちが、図案の製作から、紙の原料となる牛乳パックの解体、紙漉き、印刷、梱包作業まで一貫して行い、ふかふかの手触りの〈NOZOMI PAPER〉を生み出しています。 紙漉きできるようにするために、牛乳パックからパルプだけをとり出す「手間のかかる作業」に、時間をかけることができるのが彼らの強み。七夕飾りから和紙と針金を分別する手作業も、ここでは仕事にすることができます。〈NOZOMI PAPER〉についての詳細は、以前取材したこちらの記事をご覧ください。 ■〈TANATABTA PAPER〉誕生! 〈TANABATA PAPER〉づくりが始まったの

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(2020/07/19)